救命講習の種類と申し込み方法

救命講習の存在くらいは知っている方も多いと思いますが、実際に受講した人数は

 

平成25年の1年間で、約144万人。

 

人口比で1%ちょいです。

 

少ないですよね。

 

自分が突然ぶっ倒れて、周りに100人いてやっと一人、AEDの使い方や心臓マッサージのやり方を知っている人間がいる感じ。

 

夜釣りやってる時の、港や海岸なんて絶望ですね。

 

でも、自分とよく行動する人に知識があれば、安心ですよ。

 

ということで、周りの人間にどんどん受講させましょう(笑っ

 

消防署で受ければタダですし。

 

※有料の場合もあるようなのでお近くの消防署で調べてみてください。

 


 

救命講習の種類

 

普通救命講習Ⅰ

 

成人を対象とした救命処置と止血方法等の応急手当を学ぶ。

 

  • 受講時間 : 3時間
  • 受講資格 : 各自治体による
    • : 市内在住又は在勤・在学の中学生以上で心肺蘇生法を5分以上継続できる体力のある方、等
  • 受講費用 : 無料の場合が多いが、例外あり(東京)
  • 修了者には修了証が交付される

 

普通救命講習Ⅱ

 

商業施設等、AEDを設置してある事業所で働く職員など、一般の人より救命処置を行う可能性が高い人向けの講習。

 

成人を対象とした救命処置と止血方法等の応急手当を学び、筆記と実技の効果測定を行う。

 

  • 受講時間 : 4時間
  • 受講資格 : 各自治体による
    • : 市内在住又は在勤・在学の中学生以上で心肺蘇生法を5分以上継続できる体力のある方、等
  • 受講費用 : 無料の場合が多いが、例外あり(東京)
  • 修了者には修了証が交付される

 

普通救命講習Ⅲ

 

小児・乳児・新生児を対象とした救命処置と止血方法等の応急手当を学ぶ。

 

  • 受講時間 : 3時間
  • 受講資格 : 各自治体による
    • : 市内在住又は在勤・在学の中学生以上で心肺蘇生法を5分以上継続できる体力のある方、等
  • 受講費用 : 無料の場合が多いが、例外あり(東京)
  • 修了者には修了証が交付される

 

上級救命講習

 

成人及び、小児・乳児・新生児を対象とした救命処置と止血方法等の応急手当に加え、搬送方法を学び、筆記と実技の効果測定を行う。

 

  • 受講時間 : 8時間
  • 受講資格 : 各自治体による
    • : 市内在住又は在勤・在学の中学生以上で心肺蘇生法を5分以上継続できる体力のある方、等
  • 受講費用 : 無料の場合が多いが、例外あり(東京)
  • 修了者には修了証が交付される

 

救命入門コース

 

胸骨圧迫とAEDの使い方を中心とした救命処置を学ぶ。

 

  • 受講時間 : 45分or 90分
  • 受講資格 : 各自治体による
    • : 小学校高学年以上の方、普通救命講習の時間が取れない方、等
  • 受講費用 : 無料の場合が多いが、例外あり(東京)
  • 受講者には受講証が交付される

 


 

受講申し込み方法

 

消防署のホームページで希望する講習の日程、申し込み方法を確認して、電話で申し込むことが多いようですが、webサイトから申請できる地域もあります。

 

多くの消防署が駐車場を用意していないので、公共交通機関の利用を呼びかけています。

 

参加資格は市区町村に在住、在勤・在学の方を対象としていることが多いです。

 

e-ラーニング

 

パソコン・スマホ等を使って学習できるe-ラーニングがスタートしています。

 

動画の講習を受け、修了テストで80%以上正解すると証明書が発行されます。

 

受講証明書があると3時間の講習が2時間になる等、講習時間が短縮されます。

 

自宅で済ませられるので便利ですよね。

 

ちなみに、近くの消防署に問い合わせてみたら、私の住む地域では対応していないそうです。

 

まだ始まったばかりのサービスのようで、これからですね。

 


 

修了証はこんなの

 

地域によって違いがあり、私の場合カードタイプのモノと、証紙をラミネート加工されたモノを所持しています。

 

カードタイプ↓

 

 

 

ラミネートタイプ↓

 

 

 

最後に

 

講習は講師の消防士さんが、親切に優しく教えてくれます。

 

胸骨圧迫は、やり続けるにはかなり体力が必要ですが、講習では適当に交代しながらできて、女性もたくさん受講されているので特に心配することはありません。

 

まだ受けていない人は家族や大切な人をまもるために、早く受講してしまいましょう。

 

そうじゃない人は自分をまもってもらうために、周りの人に勧めまくって、受講してもらいましょう。

 

民間でも救命講習を行っているようです。

 

会社や団体での利用が多いんだと思います。

 

民間企業なので料金が発生しますよね、時間や場所等の融通はきくんだろうと思いますが、自身が住んでいる地域では消防署に行けば無料で受講できるので私には必要なさそうです。

 


 

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