台風被害から家族をまもる
前書き
時に多くの死者や負傷者を出し、甚大な被害を残して消滅していく台風。
地震等と比べると事前に大きさや進路が報じられるので対策はしやすいはずだが、想定外の威力で被害が拡大してしまうことが多々あり、油断はできないと過去が物語っている。
居住地域の災害史を知ることは重要なことだと思います。
天気予報で台風情報を確認したら「まゆげの防災日記」で、どんな対策をすればいいのかを最確認していただき、十分に備えて家族をまもってください。
対策
日頃からの備えとして、お住まいの地域の危険特性を知るために市役所や区役所でハザードマップをもらっておきましょう。「そんな暇はない」方は役場のホームページでも見られるので確認してください。
事前対策
まずはニュースで台風情報を入手して、進路・雨量・風の強さや、警報や注意報の有無等を確認しましょう。
家族の予定を把握して、やむを得ず外出する人がいるなら避難所の確認を行う等、万一に備えてください。
ドブが詰まっていると水があふれます。 排水には気を配ってください。
非常用品を確認しておかないと懐中電灯はあるけど電池がないなんてことになるので点検を。
電話のモバイルバッテリーもあれば心強いですね。
台風が近づいてきたら
自宅の周りを確認して風で飛ばされそうなものは室内に、中に入らないものは飛ばないように固定してください。
床下はもちろん床上浸水にも備え、家具や家電製品等の家財は上の階に。
2階がなければできるだけ高いところに移動させましょう。
買い物は早めに済ませてください。雨風が強くなると危険です。
いよいよ接近したら
外出は控えましょう。単純に危ないです。 どうしても外出が必要なら泊りを覚悟で出たほうがいいと思います。
非常用品は手近なところに置いてください。 停電してから「どこやったっけ?」ってならないように。
まさか無いとは思いますが、開いている窓がないか確認しておくと安心です。 雨戸がついている窓は雨戸も閉めてください。突風で何が飛んでくるかわかりません。
電話もフル充電なら安心ですね。
情報
最新情報
テレビ・ラジオをつけて速報等で情報を得るのが普通だと思いますが、待っていないでこちらからどんどん必要な情報を探せるSNSを利用すれば、本当に今知りたい近隣地域の情報が得られるので便利だと思います。
避難情報
平成31年3月 内閣府は警戒レベルを5段階に分けた防災情報の運用を開始しました。
レベル「5」が最も危険な状態です。
避難情報をよく理解し、発令された場合は速やかにレベルに応じた行動をとってください。
ただし50㎝ほどの高さまで浸水しているときは無理に避難せず、高い階にとどまってください。
危険な行動
とにかく外に出るのがキケンです。
流れる水は50㎝ほどの高さで歩行が困難になってきます。
歩けてもいろんなものが飛んできます。
マンホールのふたが飛んで来たり、ふたが無くなったマンホールに気づけずに落ちたり。
よくニュースで見ますが川や用水路の様子を見に行って流されてしまう。海も同様です。 危険すぎるのでやめてください。
地下にいるときは早めに地上階に出ておきましょう。 地上が冠水すると一気に水が流れ込んで出られなくなるおそれがあります。
エレベーターの使用を控えてください。
地震の時によく聞きますが、停電のリスクがあるので控えるべきです。
あの狭い空間でエアコンはもちろん換気扇すらまわらないなかで何時間も閉じ込められるとか絶望しますよね。
とはいえ、もしも実際に閉じ込められたら絶望はしないで非常ボタンを押して外部と連絡を取ってください。
台風が過ぎて穏やかになっても、山やがけ等では土砂災害の危険が高まっています。しばらくの間は近づかないでください。
あとがき
ワンちゃんの中には普段と違う様子におびえてしまったりする子もいるようなので、ご家族の皆さんで「大丈夫」と声をかけてあげて、心のケアをお願いしたいと思います。
が、まゆげはわりと平気で、風の音が気に入らないと外に向かって吠えまくって怒りを爆発させています。
夜中にやられるとしんどいんですが(笑っ
本文でも触れている避難ですが、やっぱりワンちゃんを連れての避難はむずかしいですよね。
まずはどんな問題があるのかってことを考えて、一つずつ解決策を模索する。
課題が山積ですね。
関連記事↓